《Eternal bells…… 》
第13章 壬生
壬生屯所 八木邸ー
芹沢の部屋では見世物小屋に来た面々が酒を飲み騒いでいた。愛次郎も、麗美が心配でその場に残っていた、、、
(佐伯又三郎はどの人かな……?)
「おぬし、前にどこかで見た顔だな。」
隣で酌をする麗美に言う。
「さあ…?そうですか?芹沢様はいつもそう女性を口説くんですね?」
(機嫌を取って、今は時間稼がなきゃ…
飲ませて潰せたらいいけど…)
「ふん、儂は簡単には口説かんぞ。おぬしの様な別嬪は口説くのもいいかもしれんがな……」
鉄扇で麗美の首を撫でる…
「あら、芹沢様には素敵な恋仲がいると、噂を聞きましたよ?確か、お梅さんとか♪」
「そんな事は関係ない。儂がおぬしを抱きたい、それだけだ」
真っ赤な顔で麗美を舐め回す様に見つめる…
(お梅さんが可哀想……)
「おぬし、男がいるだろう…?」
ービクッ
「やはりな、見ればわかる…ククッ」
肩を抱き、耳元で言う…
「おい!儂はもう寝る、全員もう下がれ。」
芹沢がそう言うと、ぞろぞろと部屋を後にする面々。
(もう、逃げられない……)
愛次郎は八木邸を出ると、前川邸へと走った。
(麗美さんを助けなきゃ!!)
前川邸の門をくぐった瞬間、
ー ドンッ
「佐々木君ですか、急いでどうしたんですか?」
愛次郎に手を差しのべる総司。
「沖田さんっ!!芹沢さんにっ、俺の知り合いが無理矢理!助けてくださいっ」取り乱す愛次郎を見て、悟った総司。
「わかりました」
総司は八木邸へと走って行った、、、
その後を愛次郎も追う。
芹沢の部屋では見世物小屋に来た面々が酒を飲み騒いでいた。愛次郎も、麗美が心配でその場に残っていた、、、
(佐伯又三郎はどの人かな……?)
「おぬし、前にどこかで見た顔だな。」
隣で酌をする麗美に言う。
「さあ…?そうですか?芹沢様はいつもそう女性を口説くんですね?」
(機嫌を取って、今は時間稼がなきゃ…
飲ませて潰せたらいいけど…)
「ふん、儂は簡単には口説かんぞ。おぬしの様な別嬪は口説くのもいいかもしれんがな……」
鉄扇で麗美の首を撫でる…
「あら、芹沢様には素敵な恋仲がいると、噂を聞きましたよ?確か、お梅さんとか♪」
「そんな事は関係ない。儂がおぬしを抱きたい、それだけだ」
真っ赤な顔で麗美を舐め回す様に見つめる…
(お梅さんが可哀想……)
「おぬし、男がいるだろう…?」
ービクッ
「やはりな、見ればわかる…ククッ」
肩を抱き、耳元で言う…
「おい!儂はもう寝る、全員もう下がれ。」
芹沢がそう言うと、ぞろぞろと部屋を後にする面々。
(もう、逃げられない……)
愛次郎は八木邸を出ると、前川邸へと走った。
(麗美さんを助けなきゃ!!)
前川邸の門をくぐった瞬間、
ー ドンッ
「佐々木君ですか、急いでどうしたんですか?」
愛次郎に手を差しのべる総司。
「沖田さんっ!!芹沢さんにっ、俺の知り合いが無理矢理!助けてくださいっ」取り乱す愛次郎を見て、悟った総司。
「わかりました」
総司は八木邸へと走って行った、、、
その後を愛次郎も追う。