《Eternal bells…… 》
第16章 島原とカステラ
2日後ーー
「麗美~行くぞぉ~」
「待って、今行く!」
私は高杉さんに連れられて初島原♪
両手にカステラと金平糖を抱えて準備は万端。
「それ…全部持って行くんか…?」
「そうだよ、翠蓮疲れてるだろうから」
何も言わずに荷物を持ってくれる高杉さん。渋い香りを漂わせる遊び人高杉さんと、私は島原に出かけた、、、
「栄太達は少し遅れて来る。急に藩邸から呼び出されたんだ」
(これが……大門ですか…)
ポカンとする私の腕を掴み、高杉さんは荷物と私を運びながら角屋へ向かう。
「おいでやす、高杉はん。このお嬢はんが麗美はんどすか?さあ、どうぞ」
優しく微笑み案内してくれる、、、
二階の座敷に通され、高杉さんとカステラを食べて、お茶を飲んでいると、、
ースパンッ
「麗美様~♪」
美し過ぎる人が小走りで入って来た、
(綺麗……て…翠蓮??)
「もしかして……」
「麗美様、来てくれはってオラ、嬉おすぇ~♪」
「やっぱり翠蓮!凄~い♪綺麗過ぎる!」
翠蓮の周りをクルクル見て回る。
「栄太と玄瑞は一緒では ?」
「少し遅れてくる。それより翠蓮、ちょっと…」
手招きして、耳打ちする。
ーコソコソ……コソコソコソコソ…
ーニヤリッ
二人は不吉な笑みを浮かべる…
私の体は高杉さんの肩に乗せられ、あっと言う間に違う部屋に、、
「えっ?なに……?」
翠蓮と秀の女の子に、着物を脱がされてまた着せられ、カツラを乗せられ化粧をされて…
鏡の前には芸妓が一人……顔が白っ!
「なんで私が~~~?!!」
凄いスピードで芸妓にされた私、、
「麗美様///美し過ぎて///オラ…鼻血が…」
キラキラ☆
まさか、本物の芸妓姿になれるとは思ってもなかったけど……恥ずかしいデス///
「さあ麗美はん、兄様方の部屋に。
うちはここでは凛花どす。よろしゅう」
麗美の手を取り廊下に出る。
部屋の前に着くと、、
「なんで麗美が芸妓姿にならんといけないんじゃっ!!」
ーボカッ
「いでっ!そんな怒んなよ栄太。お前が見たいかと思って『煩い!晋作は見るな!見たら斬る!』
「おい、お前らやめておけ。
場所を考えろ」
「麗美~行くぞぉ~」
「待って、今行く!」
私は高杉さんに連れられて初島原♪
両手にカステラと金平糖を抱えて準備は万端。
「それ…全部持って行くんか…?」
「そうだよ、翠蓮疲れてるだろうから」
何も言わずに荷物を持ってくれる高杉さん。渋い香りを漂わせる遊び人高杉さんと、私は島原に出かけた、、、
「栄太達は少し遅れて来る。急に藩邸から呼び出されたんだ」
(これが……大門ですか…)
ポカンとする私の腕を掴み、高杉さんは荷物と私を運びながら角屋へ向かう。
「おいでやす、高杉はん。このお嬢はんが麗美はんどすか?さあ、どうぞ」
優しく微笑み案内してくれる、、、
二階の座敷に通され、高杉さんとカステラを食べて、お茶を飲んでいると、、
ースパンッ
「麗美様~♪」
美し過ぎる人が小走りで入って来た、
(綺麗……て…翠蓮??)
「もしかして……」
「麗美様、来てくれはってオラ、嬉おすぇ~♪」
「やっぱり翠蓮!凄~い♪綺麗過ぎる!」
翠蓮の周りをクルクル見て回る。
「栄太と玄瑞は一緒では ?」
「少し遅れてくる。それより翠蓮、ちょっと…」
手招きして、耳打ちする。
ーコソコソ……コソコソコソコソ…
ーニヤリッ
二人は不吉な笑みを浮かべる…
私の体は高杉さんの肩に乗せられ、あっと言う間に違う部屋に、、
「えっ?なに……?」
翠蓮と秀の女の子に、着物を脱がされてまた着せられ、カツラを乗せられ化粧をされて…
鏡の前には芸妓が一人……顔が白っ!
「なんで私が~~~?!!」
凄いスピードで芸妓にされた私、、
「麗美様///美し過ぎて///オラ…鼻血が…」
キラキラ☆
まさか、本物の芸妓姿になれるとは思ってもなかったけど……恥ずかしいデス///
「さあ麗美はん、兄様方の部屋に。
うちはここでは凛花どす。よろしゅう」
麗美の手を取り廊下に出る。
部屋の前に着くと、、
「なんで麗美が芸妓姿にならんといけないんじゃっ!!」
ーボカッ
「いでっ!そんな怒んなよ栄太。お前が見たいかと思って『煩い!晋作は見るな!見たら斬る!』
「おい、お前らやめておけ。
場所を考えろ」