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《Eternal bells…… 》

第3章 京

(寒い……)

目を覚ますと、神社の境内に
横たわっていた…。
月明かりに照らされ、雪が白く光っている…

(また違う場所…着物濡れちゃった…)


静寂が、怖くなった私は取り敢えず神社を出る事にした。

階段を降りて川沿いの道を歩く…
家のような建物はあるけどどれも古く、時代劇で見る様な風景。


(真っ暗…本当に何処なの?)


歩いている人も街灯も見当たらず不安になり、自然と足早になる。


その時…


薄暗い路地から、伸びて来た手に掴まれた、、


ー!!!?

一瞬で裏路地に引っ張られ、壁に押し付けられる…


(何!?何なの?)

麗美の肩を押し付けているのは、袴姿で髪を一本に結っている薄汚れた男。
もう一人も薄汚れていて、ニヤニヤと麗美を見つめて舌舐めずりをしている。

「お嬢ちゃんが、夜に一人で歩いてちゃいけねぇぜ。クククッ」


(逃げなきゃ!)

私はとっさに裾を捲り…


ーガンッ

「がはっ!!」

男の大事な急所に膝蹴りをした…

逃げようとする…が、もう一人の男に捕まり地面に叩き付けられる、、、

ー!!!

「大人しくしてれば良いものを。生意気な女だな!」

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