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《Eternal bells…… 》

第3章 京

身体を地面に叩き付けられ、頭がくらくらして胸が苦しい…

「久しぶりの女だ…たまんねぇな」

襟元に手をかけ胸元を開かれ、口を押さえられ…

(…やめて……!!)





ーブシュッ グサッ

ードサッ…


私が諦めかけた瞬間、上に乗っていた男が横に転がった、、

(え…………?)

訳がわからず起き上がると、月明かりに照らされて刀の血を振り払う人が目に映る…

高い位置で結われた黒髪が風に靡く…前髪の間から覗く漆黒の鋭い切れ長な瞳…黒い着流し姿の男は麗美を見つめる…

そして麗美の前に来ると、腰を屈めて覗きこむ。


「危なかったね。こんな時間に一人で何しちょったの?」

「っ………」
(人を………殺した…?)


声が出なかった…
目の前で人が殺された事、
襲われた恐怖、


全ての感情が渦を巻いて、身体の震えが止まらなかった。

「ねぇ、聞いとるん?
ハァ…取り敢えず立ちなよ」

そう言い、腕を掴んで立ち上がらせる。


ーフラッ…ポフッ…

そのまま凭れるように倒れた…




「はぁ……仕方無いっちゃね…」
男は麗美を抱き上げ、夜の闇に消えて行った、、

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