《Eternal bells…… 》
第18章 すーさんとお菊さん
「なぁ、もう少しおなごらしくなれ」
「な、なんだそれ?忍に必要無い事だ」
歩みを止め、玄瑞は振り返る、、
「じゃあ、忍をやめろ…」
「なんでっ?忍を辞めてオラに何が残る?!一族に見捨てられたオラに…。
玄瑞だって知っているだろう?!
なんでそんな事言うんだ…」
項垂れ立ち竦む…
下を向く翠蓮の両手を握る、、
「お前は今は桂さんに仕えとる。もう、故郷の事は忘れろ、しきたりなんて物は捨てろ!」
「なんで…………」
碧い瞳に涙を溜める……
ーフワッ…
玄瑞は翠蓮を抱き締めた…
ー!!!?
「離せっ!///なんで!なんでこんな事!」
腕の中で暴れる翠蓮。
(分からん奴だな……)
ーパサッ… 笠が落ちる、、
玄瑞は翠蓮の唇を奪った、、
ー!!!///
「………んんっ!!」
胸を押しても、両腕に完全にくるまれてビクともしない。
頭を手で押さえ深く優しく唇を重ねていく玄瑞…
ーチュ…
(やめろ///…これ以上は……気持ちが…)
ーバチンッ!!
玄瑞を殴った翠蓮…
腕の力が緩くなると、逃げる様に走って行く、、
「…痛ぇなぁ…手のかかるおなごだ…」
笠を被り直し、ゆっくり歩いて行く、、
藩邸に戻った翠蓮は雪の積もる庭園を見つめていた
玄瑞の熱い眼差し、優しく暖かい口づけ、抱き締められた腕……ずっと、小さい頃から想って来た玄瑞への気持ちが溢れてしまう…でも、何人もの男に抱かれて汚れた自分に自信が無い…。
「お帰り翠蓮」
「か、桂殿!?何故長州藩邸に?」
「君に話したい事があってね…
何か情報は入ったのかな ?」
「いえ…居酒屋の方は辞めようと思っています。それで、お話とは…?」
「翠蓮は私の頼みなら聞いてくれるかな?」
「はい!もちろん何でもさせて頂きます」
「そうか…ありがとう。
では、君は恋をしなさい…」
「な、なんだそれ?忍に必要無い事だ」
歩みを止め、玄瑞は振り返る、、
「じゃあ、忍をやめろ…」
「なんでっ?忍を辞めてオラに何が残る?!一族に見捨てられたオラに…。
玄瑞だって知っているだろう?!
なんでそんな事言うんだ…」
項垂れ立ち竦む…
下を向く翠蓮の両手を握る、、
「お前は今は桂さんに仕えとる。もう、故郷の事は忘れろ、しきたりなんて物は捨てろ!」
「なんで…………」
碧い瞳に涙を溜める……
ーフワッ…
玄瑞は翠蓮を抱き締めた…
ー!!!?
「離せっ!///なんで!なんでこんな事!」
腕の中で暴れる翠蓮。
(分からん奴だな……)
ーパサッ… 笠が落ちる、、
玄瑞は翠蓮の唇を奪った、、
ー!!!///
「………んんっ!!」
胸を押しても、両腕に完全にくるまれてビクともしない。
頭を手で押さえ深く優しく唇を重ねていく玄瑞…
ーチュ…
(やめろ///…これ以上は……気持ちが…)
ーバチンッ!!
玄瑞を殴った翠蓮…
腕の力が緩くなると、逃げる様に走って行く、、
「…痛ぇなぁ…手のかかるおなごだ…」
笠を被り直し、ゆっくり歩いて行く、、
藩邸に戻った翠蓮は雪の積もる庭園を見つめていた
玄瑞の熱い眼差し、優しく暖かい口づけ、抱き締められた腕……ずっと、小さい頃から想って来た玄瑞への気持ちが溢れてしまう…でも、何人もの男に抱かれて汚れた自分に自信が無い…。
「お帰り翠蓮」
「か、桂殿!?何故長州藩邸に?」
「君に話したい事があってね…
何か情報は入ったのかな ?」
「いえ…居酒屋の方は辞めようと思っています。それで、お話とは…?」
「翠蓮は私の頼みなら聞いてくれるかな?」
「はい!もちろん何でもさせて頂きます」
「そうか…ありがとう。
では、君は恋をしなさい…」