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《Eternal bells…… 》

第18章 すーさんとお菊さん

私の前にはお団子の山…と、頬を赤らめたと思えば首をブンブンと横に振る、翠蓮。


私達は甘味屋に来ていた。


「そ…その、女らしさとはどうすれば?オラはその…こ、恋仲なんて初めてで///いや、まだ玄瑞に好きと言われた訳では無いんですが……///」


相談があると言われて昨日の出来事を聞いた。桂さんが上手く説得してくれたみたいだ。頬を赤らめ一所懸命話す翠蓮が可愛くて、私まで顔が緩んでしまう…。



「そのままで充分可愛いと思うよ。玄瑞さんは照れ隠ししてるだけだよ♪凄く美人だし。
う~ん……翠蓮も照れ屋だからね。恥ずかしいけど、玄瑞さんに甘えるといいよ♪」

「甘える?///オラが?///無理です!そんな……甘えるなんて……ブツブツ……」
ーモジモジ…


(急に甘えるのは恥ずかしいか……何か良い方法……ニヤッ♪)

「玄瑞さんと、二人でお酒飲んだ事ある?」

「二人で?…は無いです。どうしてですか?」

「お酒の力を借りて甘えるの♪翠蓮なら、私みたいに悪酔いしないしシラフよりは素直になれるでしょ?」

「………なるほど。で、でもっ!どうやって誘えば?!」



(そこからですか?純粋過ぎです!可愛いです!)

「私が二人きりになる様にしてあげる♪…フフッ…任せて」

「麗美様ぁ~~♪どこまでも着いて行きますっ♪」

「という事で、勝負着物を買いに行こう!」

「今からですか?!」

ーパシッ

「レッツゴー勝負着物♪」
翠蓮の手を掴み、意気込んで店を出る麗美であった…。



呉服屋で女同士で買い物を楽しみ、翠蓮が居酒屋の仕事がある為、日が落ちる頃に別れた二人、、、


(翠蓮はあと数日で居酒屋辞めるし、やっぱりお酒飲むなら夜だよね…?それなら茶屋とか?晋作さんにも相談してみよう…♪)

二人を結ぶ事を考えながら、旅籠に戻って行った、、、

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