
《Eternal bells…… 》
第19章 年越し
「大丈夫ですか?」
「すいません…いつも助けられてばかりですね」
「麗美さんなら、何回でも助けますよ♪
さあ、行きましょう♪」
手を掴み歩き始める。
「あの…何処に…?」
「私のお気に入りの場所です♪」
(総司さんとは今日で最後にしなきゃ…。
私には守りたい人達がいるから…)
壬生寺ー
総司はある墓の前で手を合わせる…
(芹沢鴨のお墓…やっぱり総司さんは、芹沢さんの事嫌いじゃなかったんだね…)
隣に並び手を合わせる、、
「さあ、そこに座りましょうか♪」
並んで座る二人…沈黙を破ったのは総司だった。
「あの雨の日、ありがとうございました」
微笑む総司。
「いえ、私はなにも…」
(やっぱり、あの日の話だ…)
本当の事は話せない。栄太達にも迷惑かけたくない…。何より…総司さんをこれ以上傷つけたくない。私は総司さんの敵なんだ…
「どうして知ってたんですか?私が…仲間を斬るって事」
空を見上げる総司。
「芹沢さんは、自分が斬られる事知ってましたから…。あの日に島原で聞きました」
(芹沢さん…ごめんなさい。嘘つきました)
「誰に聞いたんです?芹沢さんですか?」
(…胸が痛い…)
「……言えません。総司さん…今日でお友達やめましょう…」
ー!!?
「何でですか!!嫌です!」
泣きそうな顔をする…
(流されちゃ駄目…お互いの為に…)
「もう会いたくないんです。総司さんの気持ちも…迷惑です」
ーガバッ
「嫌です!お願いします!恋仲の人がいるのも、私を見てくれないのも…分かってるんです。それでもいいんです!だからっ」
しがみつく総司…
「離して!!」
総司を睨む…
「……。」
「私は、貴方みたいな人大嫌い!貴方みたいに純粋で…優しくて…暖かくて…いつも自分の事より…人の…」
(何言ってんだろ…)
「とにかく嫌いだからっ!もう構わないで!さよなら……」
総司を突き放し走り去った…
「麗美さん…」
(矛盾してますよ…何であんな辛そうな顔で言うんですか…私は……)
(最後に『ありがとう』も言えなかった。
ずっと支えて助けてくれた総司さん。人として、友達として、大好きです…。
敵じゃなくなるまで…死なないで…)
「すいません…いつも助けられてばかりですね」
「麗美さんなら、何回でも助けますよ♪
さあ、行きましょう♪」
手を掴み歩き始める。
「あの…何処に…?」
「私のお気に入りの場所です♪」
(総司さんとは今日で最後にしなきゃ…。
私には守りたい人達がいるから…)
壬生寺ー
総司はある墓の前で手を合わせる…
(芹沢鴨のお墓…やっぱり総司さんは、芹沢さんの事嫌いじゃなかったんだね…)
隣に並び手を合わせる、、
「さあ、そこに座りましょうか♪」
並んで座る二人…沈黙を破ったのは総司だった。
「あの雨の日、ありがとうございました」
微笑む総司。
「いえ、私はなにも…」
(やっぱり、あの日の話だ…)
本当の事は話せない。栄太達にも迷惑かけたくない…。何より…総司さんをこれ以上傷つけたくない。私は総司さんの敵なんだ…
「どうして知ってたんですか?私が…仲間を斬るって事」
空を見上げる総司。
「芹沢さんは、自分が斬られる事知ってましたから…。あの日に島原で聞きました」
(芹沢さん…ごめんなさい。嘘つきました)
「誰に聞いたんです?芹沢さんですか?」
(…胸が痛い…)
「……言えません。総司さん…今日でお友達やめましょう…」
ー!!?
「何でですか!!嫌です!」
泣きそうな顔をする…
(流されちゃ駄目…お互いの為に…)
「もう会いたくないんです。総司さんの気持ちも…迷惑です」
ーガバッ
「嫌です!お願いします!恋仲の人がいるのも、私を見てくれないのも…分かってるんです。それでもいいんです!だからっ」
しがみつく総司…
「離して!!」
総司を睨む…
「……。」
「私は、貴方みたいな人大嫌い!貴方みたいに純粋で…優しくて…暖かくて…いつも自分の事より…人の…」
(何言ってんだろ…)
「とにかく嫌いだからっ!もう構わないで!さよなら……」
総司を突き放し走り去った…
「麗美さん…」
(矛盾してますよ…何であんな辛そうな顔で言うんですか…私は……)
(最後に『ありがとう』も言えなかった。
ずっと支えて助けてくれた総司さん。人として、友達として、大好きです…。
敵じゃなくなるまで…死なないで…)
