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《Eternal bells…… 》

第19章 年越し

12月31日大晦日ー



とある料亭で年越しぱぁーてぃーが開かれていた、、


「で、なんで龍馬もいるん…?」
栄太不機嫌。

「栄太、私が連れて来たから…怒らないで…ね?」

私は玄瑞さんに頼んで、龍馬さんを連れて来て貰っていた。


「栄太郎そう怒るながじゃ、今日は時世の話しに来ちゅうが。玄瑞から姫様の事は聞いたき」
本気顔の龍馬。

「……わかった。絶対に麗美の事は口外したらいけん。口外したら殺すから…」
殺気立つ栄太。

「おい、そこまでにしておけ…。龍馬は喋らん。大丈夫だ…」
と、玄瑞。

空気が少し重くなった時、、


ドスドス…
ースパンッ

「上手い酒、持って来たぞ~♪飲むぞ♪ん?ど~した?空気重くねぇか?」
良いタイミング晋作。

「飲むぜよ~!なぁ、栄太郎!ワシも血判書の同志じゃき!血を流さずに国を洗濯するぜよ!」


桂を中心に、先を知る者同士で結ばれた同盟。なるべく戦をせずに新しい国を創る…その考えは、新選組や会津藩も救いたいという麗美の願いでもあった…




お酒も入り、時世の話から外れて来た頃……

「龍馬しゃん!以蔵しゃんに会いましゅたか?」
酔っ払いました麗美。

「以蔵?麗美ちゃんは、以蔵に会ったんか?」
と、玄瑞。

「ん~。旅籠の隣の空き家にぃ、ケガして隠れてて…でも…出て行っちゃた…シュン…」

「以蔵は京にいるがか?!ワシもずっと探しちょったがよ…。そうか、生きちょったがか…」
しんみりとする龍馬…



ースッ
「遅くなりました。
岡田以蔵なら、新兵衛と共にいますよ…。会津を狙っている…と見えますね」
翠蓮が遅れて来た。

「遅かったな♪皆、待ってたぞ」
嬉しそうな玄瑞…を押し退けて…


ーガバッ!
「翠蓮~♪待ってたよぉ~」
抱きつく麗美…

「麗美ちゃん~///」
ーナデナデ
二人はラブラブ。


((目的忘れてるよ…麗美))
栄太と晋作はハモった…

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