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《Eternal bells…… 》

第21章 純粋な狂気

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夜空に浮かぶ垂れ花火、、


左腕に感じる温もり、、


白いとんぼ玉に飾りがキラキラ揺れる簪、、



「………僕は、麗美が好きだ///だから僕だけのものになって///」

霞んで見えない顔…



フワリと甘い香りに包まれ、唇に暖かい温もりを感じる……





ーーーー



麗美は目を覚ます、、



(…またあの人……)



裸のまま布団を掛けられている…
怠い腰とまだ余韻が残る下腹部…


(私は…昨日……)

昨夜の狂いそうな程の欲情と快感…
目の前の総司を欲して乱れた自分…
まるで自分ではない様な身体…



(私は…総ちゃんと……)



記憶が戻らない自分と、昨夜の出来事に罪悪感で胸が痛くなる……



(私に゙大切な人゙がいるのなら…私はその人を裏切ってしまったんだ…)



重い身体を起こし着物を着る…

縁側に座りぼーっと庭を見つめる麗美…




夕日で空が赤く染まり始めていた、、

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