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《Eternal bells…… 》

第25章 桜香先生

栄太の言葉は私の心を包んでくれた…。


敵同士でも、同じ時代を生きる男にしか
分からない気持ち…きっと私には全てを
理解するのは無理だけど…


総ちゃんが死ぬ事を怖がるよりも、
最期まで総ちゃんらしく生き抜いて
くれる事を信じよう…それが、私に
出来る唯一の事だから…。



「まだ泣きたいか…?」


「ううん、もう大丈夫…」
顔を上げて微笑む…


「良かった…でも我慢はするな。
麗美が泣いて良いんは、僕の前だけだ。
ただ…あんまり沖田の事で泣くんは
気に入らん…」
いじけ顔の栄太。


「プッ…栄太可愛い!やきもち♪
でも…宇宙で一番格好いいっ!」
ーチュッ♪
栄太にキスをした。


「うちゅうって何だ?」
キョトン…。


「宇宙は…世界中の国と海の全てより、
ずっとず~~っと広い場所で、空のずっと
上にあるんだよ。とにかく!栄太が
大大大~好きで愛してるって事!」
その説明意味不明…


「まあ、いいか♪そろそろ麗美を
食べたくなったし……ニヤッ…」

ーフワッ……ポスッ…



あっという間に私は布団の上…
目の前には髪をほどき妖艶な顔の栄太…



「美味しそう…」
ーペロッ…ペロッ…

栄太は赤く柔らかい唇を舐めた…



「ん……もっと…///」


ねだる麗美の顔…僕はこの顔に弱い…


「はぁ~……可愛い過ぎ…」




ーちゅっ…ちゅっ…ぴちゃっ…くちゅ…

「んっ//…ん………ふ…ぁ…//」


口づけを交わしながら栄太は帯に
手をかけた…シュルシュルと衣擦れの
音が響き、二人の影が隙間なく重なる…





そして…今夜も甘い声が響く、、





ーモゾモゾ…モゾモゾ…

(…聞こえんぞ!…何も聞こえんっ!///)

必死に違う事を考える以蔵。
慣れる時は来るのだろうか…?

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