《Eternal bells…… 》
第27章 居場所
飲めば飲む程、栄太の事を考えてしまう…
酔って来る程、栄太に会いたくなる…
私はいつもの様に酔えなかった…
山南さんは一生懸命、攘夷論や開国につい
て話してくれているけど…
「だから私は、攘夷派が全て悪だとは
思えなくてね…この国の行く末はどう
なってしまうんだ…私は、今している事
が正しいのかが分からなくなってしまった。
刀を振るえない私は役立たずだしね…
私は何の為にここにいるんだろうか…」
と、自分の悩みを語り始めた山南さん。
ークイ~ッ
「私も…役立たずでしよ…ヒック…///」
(栄太に…嫌われちゃたし…)
真っ赤な顔でひたすら飲む麗美…
ダダダダッ…
ースパンッ
「山南さ~ん!帰ったと思ったら女性
を連れ込んでたんですか?!ニヤッ…」
「うわっ!本当だ!」
「山南さんは泊まるのか?そろそろ
俺達は帰るぞ」
と、総司、平助、新八が現れた。
(ん?…総ちゃん…)
何となく顔を背ける麗美…。
「私も一緒に帰るよ…
桜香さんはゆっくりして行きなさい。
早く仲直りして、明日には帰るんだよ」
キラキラッ☆
「あ…お代は私が払いましっ…ヒック///」
ふらふらと立ち上がる…
そして、懐から紙包みを出して渡した。
「お代は気にしなくて良いんだ!
女性に払わせる訳にはいかないよ…」
「駄目でしっ!!」
ーズボッ!
山南の懐に手でお金を突っ込んだ…が、
勢い良すぎて脇腹まで入ってしまった。
「…桜香さっ///」
山南焦る。
(((大胆だな…///)))
総、平、新。
「ご…ごめなさい!…ヒック///
受け取ってくらさい…ありがとございました、サンナンさん。おやすみなさい…」
ぺこりと頭を下げる…
そして、千鳥足で入口へ向かって行き…
「ちょとすいません…///」
と、総司達を押し退け厠に向かって行った。
「山南さん…あの子大丈夫なの…?」
と、平助が心配そうに後ろ姿を見守る。
その横で…
(今の香り……麗美と同じ…)
総司は切なげに後ろ姿を見つめた…
「きっと大丈夫だよ…厠に行ったんだろう。
さあ、私達は帰ろうか…」
(もう少し話をしたかったな…
お金は、今度返そうか…)
こうして山南達は帰って行った、、
酔って来る程、栄太に会いたくなる…
私はいつもの様に酔えなかった…
山南さんは一生懸命、攘夷論や開国につい
て話してくれているけど…
「だから私は、攘夷派が全て悪だとは
思えなくてね…この国の行く末はどう
なってしまうんだ…私は、今している事
が正しいのかが分からなくなってしまった。
刀を振るえない私は役立たずだしね…
私は何の為にここにいるんだろうか…」
と、自分の悩みを語り始めた山南さん。
ークイ~ッ
「私も…役立たずでしよ…ヒック…///」
(栄太に…嫌われちゃたし…)
真っ赤な顔でひたすら飲む麗美…
ダダダダッ…
ースパンッ
「山南さ~ん!帰ったと思ったら女性
を連れ込んでたんですか?!ニヤッ…」
「うわっ!本当だ!」
「山南さんは泊まるのか?そろそろ
俺達は帰るぞ」
と、総司、平助、新八が現れた。
(ん?…総ちゃん…)
何となく顔を背ける麗美…。
「私も一緒に帰るよ…
桜香さんはゆっくりして行きなさい。
早く仲直りして、明日には帰るんだよ」
キラキラッ☆
「あ…お代は私が払いましっ…ヒック///」
ふらふらと立ち上がる…
そして、懐から紙包みを出して渡した。
「お代は気にしなくて良いんだ!
女性に払わせる訳にはいかないよ…」
「駄目でしっ!!」
ーズボッ!
山南の懐に手でお金を突っ込んだ…が、
勢い良すぎて脇腹まで入ってしまった。
「…桜香さっ///」
山南焦る。
(((大胆だな…///)))
総、平、新。
「ご…ごめなさい!…ヒック///
受け取ってくらさい…ありがとございました、サンナンさん。おやすみなさい…」
ぺこりと頭を下げる…
そして、千鳥足で入口へ向かって行き…
「ちょとすいません…///」
と、総司達を押し退け厠に向かって行った。
「山南さん…あの子大丈夫なの…?」
と、平助が心配そうに後ろ姿を見守る。
その横で…
(今の香り……麗美と同じ…)
総司は切なげに後ろ姿を見つめた…
「きっと大丈夫だよ…厠に行ったんだろう。
さあ、私達は帰ろうか…」
(もう少し話をしたかったな…
お金は、今度返そうか…)
こうして山南達は帰って行った、、