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《Eternal bells…… 》

第27章 居場所

ーーー


藩邸を出た晋作は飲み歩いていた、、

そして、最後にたどり着いた先斗町、、
一軒の料亭で飲んでいた、、



「谷はんがこんな酔っ払うなんて、
珍しおすなぁ…何か弾きましょうか?」
と、芸妓。

「いらねぇ~…静かに飲ませろ…」

(なんでだよ…なんであいつは…)



「そうどすか…?ほんまに今日は
谷はんらしくあらしまへんなぁ…
なんや、゙いいひどの事でも考えて
はるん…?」
寄り添い、流し目で見つめる…


「そうかもな…いい女だぜ…
もう…会えねぇけどな…こんな事なら、
口づけ位しておけば良かったよ!…クソッ…」

少しふらつき立ち上がる…


「何処へ行かはるんどす?」

「…厠だっ!いちいちうるせぇな…」


ースッ…パタン…






厠を出て廊下を歩く晋作…

ある座敷の前で足を止めた…
中からは三味線と唄が聞こえて来る…


ベンベン♪~~♪♪~ベン♪ベンベン~~♪



聞き慣れた音色…そして…
聞きたかった高く透き通った声…


(これは……麗美だっ!!)


ースパンッッ!!
勢い良く襖を開け放った…






「麗美っ!!」
ダッ!…



ー?!!
「晋作さっ…キャッ!………んっ!…」



晋作は麗美に飛び付き押し倒した…
そして、唇を奪っていた…

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