《Eternal bells…… 》
第28章 分かれ道
「このお嬢さんはわしの事知りゆうがか?
わしの名前知っちょるがよ」
と、中岡。
「桜香は僕の女じゃけぇ。
僕が教えたんじゃ…すまんかったな」
栄太は空気を読んで庇った。
「久輔のおなごかぇ?!
そういう事なら…いいけんど」
(吉田もなかなかやるのぉ…フンッ…)
ちょっぴり悔しい中岡。
「桜香、今日はまだ帰れんけぇ、
壱助と先に帰っちょれ。」
「わかった。気を付けて帰って来てね。」
栄太達はまだ、話す事があるみたいで。
私達は先に帰る事になった。
ーーーー
桝屋の二階、、
「そろそろ会合場所を変えた方がいい。
万が一壬生狼達に嗅ぎ付けられたら、
計画が水の泡になってしまうからな」
と、宮部さん。
「それなら、三条河原の池田屋はどう
だ…?あそこを使ってる奴等はほとんど
が同志だからな」
と、松田さん。
「それがいい…。集めた武器弾薬を守る
為にも明日から会合は池田屋にしよう」
「それより、久坂達は本当に俺達の敵
じゃねぇのか?信用出来るんだろうな…?」
と、強面な兄さん。
「大丈夫だ。やり方は違えども、最後に
行き着く場所は同じ所を見ておる。
我々は我々なりにやるべき事をやるのみ!」
宮部にそう言われると、誰もそれ以上問い
ただせなかった。
「とにかく、長州が動くまでは慎重に
進めるんだ…。嘆願が受け入れられぬの
なら…その時は計画を実行するのみ」
『攘夷』に向かってそれぞれが動き出す…
歩みかたは違っても、同じ場所を目指して…
わしの名前知っちょるがよ」
と、中岡。
「桜香は僕の女じゃけぇ。
僕が教えたんじゃ…すまんかったな」
栄太は空気を読んで庇った。
「久輔のおなごかぇ?!
そういう事なら…いいけんど」
(吉田もなかなかやるのぉ…フンッ…)
ちょっぴり悔しい中岡。
「桜香、今日はまだ帰れんけぇ、
壱助と先に帰っちょれ。」
「わかった。気を付けて帰って来てね。」
栄太達はまだ、話す事があるみたいで。
私達は先に帰る事になった。
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桝屋の二階、、
「そろそろ会合場所を変えた方がいい。
万が一壬生狼達に嗅ぎ付けられたら、
計画が水の泡になってしまうからな」
と、宮部さん。
「それなら、三条河原の池田屋はどう
だ…?あそこを使ってる奴等はほとんど
が同志だからな」
と、松田さん。
「それがいい…。集めた武器弾薬を守る
為にも明日から会合は池田屋にしよう」
「それより、久坂達は本当に俺達の敵
じゃねぇのか?信用出来るんだろうな…?」
と、強面な兄さん。
「大丈夫だ。やり方は違えども、最後に
行き着く場所は同じ所を見ておる。
我々は我々なりにやるべき事をやるのみ!」
宮部にそう言われると、誰もそれ以上問い
ただせなかった。
「とにかく、長州が動くまでは慎重に
進めるんだ…。嘆願が受け入れられぬの
なら…その時は計画を実行するのみ」
『攘夷』に向かってそれぞれが動き出す…
歩みかたは違っても、同じ場所を目指して…