《Eternal bells…… 》
第30章 池田屋事変
先程のフェロモンさんのおかげで気が
抜けてしまい、熊さんと二人でボケェ~
っとしていたら…
バタバタ…
「大変だ!忠蔵が『狼』に捕まった!!」
ー!!!
肥後藩と思われる人が走り込んで来た。
「何だって?!それはどういう事だ!!」
目付きが変わる古高。
私は奥座敷のいっくんを連れて二階に…
ースパン!
「忠蔵さんが新選組に捕まりました。
今すぐ着替えて長州藩邸に行って
ください。他の旅籠は危険です」
「「何だって?!!」」
二人は飛び上がった。
「これに着替えてください。
おいが案内しますき!」
「しかし!忠蔵はどうする?!喜右衛門
も行くのか?!」
「宮部さん!とにかく今は藩邸に急ぐぞ!」
焦る宮部さんを松田さんといっくんに
任せて、私は一階に下りて古高さん達の
元へ…
「お二人には長州藩邸に行ってもらい
ましょう。いっくんが一緒に行きます」
「そうしてもらえると有り難い。
大高家の裏口から出てもらおうか」
こうして、宮部さんと松田さんは
商人風に着替えて長州藩邸に向かった…
藩邸では桂さんが対応してくれる。
後は、新選組に尾行されて忠蔵さんが
ここに来るはず…。
さすが大物なだけあって、その後
古高さんはいつものペースに直ぐ戻った。
(肝が座ってるんだなぁ…やっぱり…)
「しかし、桜香ちゃんは対応が的確
だね。さっきは迅速に動いてくれて
助かったよ。変装には驚いたけどねぇ」
ニコニコ♪
(こうなる予定だったから当然な訳で…
忠実は贔屓の旅籠に行って、そこから
また藩邸に行くんだけど…
旅籠ははしょってみました…)
なんて事は話せないけど…。
「二人は無事に藩邸着いたかな…」
その後、楼の下に晒された忠蔵さんが
ここに来て、いっくんも無事に戻った。
全ては忠実通り進んでいる。
後は…5日に私が新選組を黙らせるだけ…
過激派の計画と、古高さんへの疑いを
一気に片付ける為に…。
抜けてしまい、熊さんと二人でボケェ~
っとしていたら…
バタバタ…
「大変だ!忠蔵が『狼』に捕まった!!」
ー!!!
肥後藩と思われる人が走り込んで来た。
「何だって?!それはどういう事だ!!」
目付きが変わる古高。
私は奥座敷のいっくんを連れて二階に…
ースパン!
「忠蔵さんが新選組に捕まりました。
今すぐ着替えて長州藩邸に行って
ください。他の旅籠は危険です」
「「何だって?!!」」
二人は飛び上がった。
「これに着替えてください。
おいが案内しますき!」
「しかし!忠蔵はどうする?!喜右衛門
も行くのか?!」
「宮部さん!とにかく今は藩邸に急ぐぞ!」
焦る宮部さんを松田さんといっくんに
任せて、私は一階に下りて古高さん達の
元へ…
「お二人には長州藩邸に行ってもらい
ましょう。いっくんが一緒に行きます」
「そうしてもらえると有り難い。
大高家の裏口から出てもらおうか」
こうして、宮部さんと松田さんは
商人風に着替えて長州藩邸に向かった…
藩邸では桂さんが対応してくれる。
後は、新選組に尾行されて忠蔵さんが
ここに来るはず…。
さすが大物なだけあって、その後
古高さんはいつものペースに直ぐ戻った。
(肝が座ってるんだなぁ…やっぱり…)
「しかし、桜香ちゃんは対応が的確
だね。さっきは迅速に動いてくれて
助かったよ。変装には驚いたけどねぇ」
ニコニコ♪
(こうなる予定だったから当然な訳で…
忠実は贔屓の旅籠に行って、そこから
また藩邸に行くんだけど…
旅籠ははしょってみました…)
なんて事は話せないけど…。
「二人は無事に藩邸着いたかな…」
その後、楼の下に晒された忠蔵さんが
ここに来て、いっくんも無事に戻った。
全ては忠実通り進んでいる。
後は…5日に私が新選組を黙らせるだけ…
過激派の計画と、古高さんへの疑いを
一気に片付ける為に…。