《Eternal bells…… 》
第30章 池田屋事変
麗美の思惑通りに流されている武田…
「な…何故我々が払わねばならんのだ?」
「だって…理由は知りませんが貴方達に
追われて急に何処かに逃げてしまったん
でしょう…?私の身体の代金を取り損ね
たのは貴方達のせい…責任取ってくれます…?」
武田に寄り添い腕に胸を押し付けた…
ー!!///
「そ…それは…///…ゴクッ…」
生唾を飲んでタジタジな武田…
ダダダ…
「武田さん!…怪しい物は何も…」
隊士達は全て調べたが何もある訳がなく…
「当たり前です!こんな時間に押し入って
店も部屋も荒らされて…私達が何をした
と言うんです?!真面目に商売していて、
こんな仕打ちですか?!奉行所に訴えさ
せて頂きますから!」
証拠もなく罪の無い商人宅に押し入る事
は、新選組でも許される行為ではない。
今回の御用改めは会津からの指示でも
無いから、奉行所に行って騒がれるのは、
避けたい事なはず…。
「申し訳ない…全て片付けさせます故、
穏便に済ませて頂きたい」
武田は謝罪した。
(最後にもうひと押し…)
「結構です、直ぐにお引き取りください。
あの人が戻り次第、奉行所に訴えるかは
考えますから。もう店には近寄らないで
ください。御用改めに入られたなんて…
商売の妨害もいい所です…」
「本当に申し訳ない…改めて謝罪に…
おい、全員戻るぞ」
ぞろぞろと出ていく隊士達…
「謝罪も結構ですから…
お引き取りください」
ースゥー…バタッ…ガタ…
麗美の勝利に終わった…
立ち尽くす武田…
「武田さん…屯所に戻りましょう…」
「ああ…そうだな…」
外は朝日が昇り明るくなっていた…
浅葱色の行列はとぼとぼと壬生に向
かって帰って行った…。
「な…何故我々が払わねばならんのだ?」
「だって…理由は知りませんが貴方達に
追われて急に何処かに逃げてしまったん
でしょう…?私の身体の代金を取り損ね
たのは貴方達のせい…責任取ってくれます…?」
武田に寄り添い腕に胸を押し付けた…
ー!!///
「そ…それは…///…ゴクッ…」
生唾を飲んでタジタジな武田…
ダダダ…
「武田さん!…怪しい物は何も…」
隊士達は全て調べたが何もある訳がなく…
「当たり前です!こんな時間に押し入って
店も部屋も荒らされて…私達が何をした
と言うんです?!真面目に商売していて、
こんな仕打ちですか?!奉行所に訴えさ
せて頂きますから!」
証拠もなく罪の無い商人宅に押し入る事
は、新選組でも許される行為ではない。
今回の御用改めは会津からの指示でも
無いから、奉行所に行って騒がれるのは、
避けたい事なはず…。
「申し訳ない…全て片付けさせます故、
穏便に済ませて頂きたい」
武田は謝罪した。
(最後にもうひと押し…)
「結構です、直ぐにお引き取りください。
あの人が戻り次第、奉行所に訴えるかは
考えますから。もう店には近寄らないで
ください。御用改めに入られたなんて…
商売の妨害もいい所です…」
「本当に申し訳ない…改めて謝罪に…
おい、全員戻るぞ」
ぞろぞろと出ていく隊士達…
「謝罪も結構ですから…
お引き取りください」
ースゥー…バタッ…ガタ…
麗美の勝利に終わった…
立ち尽くす武田…
「武田さん…屯所に戻りましょう…」
「ああ…そうだな…」
外は朝日が昇り明るくなっていた…
浅葱色の行列はとぼとぼと壬生に向
かって帰って行った…。