《Eternal bells…… 》
第31章 大切なモノを守る為…
翌日、、
今日も栄太は早足で帰宅中、、
すると目の前にこの前助けた女が…
「お兄はん…先日のお礼をさせてくれ
まへんやろか…?」
誘う様な流し目で見つめるお咲…
「礼は結構。先を急ぐので失礼…」
栄太はそのまま去ろうとした…
ーガシッ!
お咲は栄太の腕を掴むと、何やら栄太の
耳元で囁いた…
ー!!!
「お前は…何者じゃ…」
栄太の目付きが変わる…
「桜香はんは皆さんに大切にされてる
みたいやなぁ…そんな人が壬生狼に捕縛
されたら…ニヤッ…」
「何が望みだ…」
「とりあえずウチに着いて来て
くださいな…久輔はん…」
栄太はお咲に言われた通りに着いて行く…
そして廃墟の中に入った…
中は咽る程の香の匂い…。
お咲は中に入るなり、髪をほどいて栄太
にすり寄った…
「ウチ…久輔はんに抱かれたい…抱いて…」
「無理だな…僕は女は買わん」
「金子はいらん…兄さんに一目惚れした
んや…だから…抱いて…」
ーガバッ…
お咲きは抱きついた…
「目的は大金か…?いくら欲しい?」
びくともしない栄太…お咲を見下して言う。
ー!!
「ウチを馬鹿にしてるんか?!…
あんたらの大切な女…壬生狼に売ってやろ
うか…?うちには壬生狼の客もおる…。
それが嫌なら……5日間ここに通ってウチを
抱きや…そうしたら壬生狼には黙っておい
てあげる…」
ー チャキッ!
栄太はお咲を押し倒し喉に刃を
突き付けた…
「桜香を傷付ける奴は殺す…」
「あんたはウチを殺せへん…
女は斬れん人や…ニヤッ…あの女が大切なら、
5日間ここに通うんやな…」
(クソッ!…)
栄太は女を斬れなかった……
「ウチを殺したら…壬生狼に情報
が届く様にしてあるんよ。客引き
の為に雇ってる男に預けてある…
大切な女と仲間を守りたいやろ…?」
お咲は妖しげに微笑み栄太の頬に触れた…
今日も栄太は早足で帰宅中、、
すると目の前にこの前助けた女が…
「お兄はん…先日のお礼をさせてくれ
まへんやろか…?」
誘う様な流し目で見つめるお咲…
「礼は結構。先を急ぐので失礼…」
栄太はそのまま去ろうとした…
ーガシッ!
お咲は栄太の腕を掴むと、何やら栄太の
耳元で囁いた…
ー!!!
「お前は…何者じゃ…」
栄太の目付きが変わる…
「桜香はんは皆さんに大切にされてる
みたいやなぁ…そんな人が壬生狼に捕縛
されたら…ニヤッ…」
「何が望みだ…」
「とりあえずウチに着いて来て
くださいな…久輔はん…」
栄太はお咲に言われた通りに着いて行く…
そして廃墟の中に入った…
中は咽る程の香の匂い…。
お咲は中に入るなり、髪をほどいて栄太
にすり寄った…
「ウチ…久輔はんに抱かれたい…抱いて…」
「無理だな…僕は女は買わん」
「金子はいらん…兄さんに一目惚れした
んや…だから…抱いて…」
ーガバッ…
お咲きは抱きついた…
「目的は大金か…?いくら欲しい?」
びくともしない栄太…お咲を見下して言う。
ー!!
「ウチを馬鹿にしてるんか?!…
あんたらの大切な女…壬生狼に売ってやろ
うか…?うちには壬生狼の客もおる…。
それが嫌なら……5日間ここに通ってウチを
抱きや…そうしたら壬生狼には黙っておい
てあげる…」
ー チャキッ!
栄太はお咲を押し倒し喉に刃を
突き付けた…
「桜香を傷付ける奴は殺す…」
「あんたはウチを殺せへん…
女は斬れん人や…ニヤッ…あの女が大切なら、
5日間ここに通うんやな…」
(クソッ!…)
栄太は女を斬れなかった……
「ウチを殺したら…壬生狼に情報
が届く様にしてあるんよ。客引き
の為に雇ってる男に預けてある…
大切な女と仲間を守りたいやろ…?」
お咲は妖しげに微笑み栄太の頬に触れた…