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《Eternal bells…… 》

第7章 稔麿様

脇差しを買い、再び通りを歩く、、、

(銃刀法違反だよ…使いたく無いな…)


お蕎麦屋さんで接客している女性が目に入り、私は足を止めた。

「高杉さん…私、仕事したいです」

働いて少しは自分で稼ぎたい。
私は短大を卒業後、直ぐに縁談の話が出た為仕事をしたことが無かった…

「急にどうしたんだよ?欲しい物でもあるんか?」

「違います、自分の必要な物は自分で買いたいし。あっちでは仕事した事が無かったから…」

「でもなぁ…。
とりあえず、もう少し待て。相談してからな… 甘味食べてこうぜ♪」

「私は餡蜜~♪仕事したら、お返しにご馳走しますね♪」

(あいつら賛成するんか…?)

私は餡蜜、高杉さんはぜんざいを頼み、外の長椅子に腰かける。

「なあ、お前は栄太が好きか?」

「なっ///何ですかそれ?私は別に…」
って言ったけど、最近自分の気持ちの変化に気が付いていた…


「お前分かり易いぞ~?」

「勘違いですよ///それに…栄太には釣り合いませんよ、私なんて」

(私が稔麿様となんてね…無理だよ…)


(こいつ…自分の魅力に気づいて
無いんだな…)

「お前、生娘か…?」

「高杉さん…もう少し違う言い方ありませんかぁ?はぁ……私だって恋のひとつやふたつ、した事ありますよ!
全員父親に別れさせられましたけど」

(これでも私、21歳なのに~!)

「じゃあ、男女の戯れはまだだな!」

(高杉さんを殴りたいです…)

「セクハラで訴えてやるっ!!
した事ありますよっ!!!!」
と、大声で恥ずかしい事を発表した私。
高杉さんのせいで…。

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