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《Eternal bells…… 》

第10章 八卿と恋模様

ーキィーン ボスッ ボスッ
バタバタッ

「このぉー!!」
ーガスッ バタッ



一瞬で静かになった、、、


(怖い………怖い………怖い……)
麗美はガタガタ震えている、、、


「麗美さん…もう、大丈夫ですよ」

(斬らずに済んで良かったです…)


麗美は震えて目を瞑ったまま、、

「目を開けて………」
惣太は麗美の頬に触れた。


目を開けると、いつもの優しい瞳の惣太さんがいた…
側には白目を剥いて倒れてる浪士達…



「惣太さん…」
不安顔の麗美。

「怖い思いさせてしまいました。斬って無いから大丈夫ですよ。」
眉を八の字に下げて言う


「惣太さん…怪我は?」

震える手で惣太を調べるが、血の跡ひとつ無い。

「良かった……」

「麗美さん、こう見えて私、結構強いんです」
ニコッ♪

「でも、怖かったです……」


「私は絶対に負けません♪」
麗美の手を握り歩き出す、、、






旅籠の前ーー

「…本当にもう大丈夫ですか?」

「もう大丈夫です。助けてくれてありがとう…帰りも気をつけてくださいね…じゃあまた」
手を離し、扉を開けようとすると…



ーフワッ…

目の前に惣太の胸があり、抱き締められていた…

惣太の心臓の音が聞こえる…

「麗美さんっ……」
切なげに囁き、腕に力を入れる…


「惣太さんっ…痛い…かも」


「ごめんなさいっ///!」
顔を真っ赤にしてガバッと離れた…

「大丈夫です…///」

(なんか恥ずかしい……)

暫く沈黙、、、、




「じゃあ、またお店行きます///
おやすみなさい♪」
手を振って、惣太は帰って行った。



ーーー



中に入ると、、



「遅かったなぁ、心配したぞ」
心配して待っていた玄瑞。

「少し遅くなっちゃいました…」
微かに震えている麗美、、、



「麗美ちゃん!何かあったんか?!」
駆け寄る玄瑞。

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