《Eternal bells…… 》
第10章 八卿と恋模様
「玄瑞さん、栄太は疲れてるだけだから。ね?今日はゆっくり休んで」
黙り込む二人…
「栄太、後から俺の部屋に来い」
そう言い、玄瑞は座敷を出る。
「……………。」
下を向き、黙る栄太郎
「お風呂準備してくるから、待っててね」
ニコッ♪
(どうして、僕は素直になれない…
『代償』……か……)
ーーーー
玄瑞の部屋ーー
「なんであんな態度とった?」
「麗美には、好きな奴がいるんか…?今日、店で見たんだ。凄く楽しそうに、男と話しちょるの…」
「麗美ちゃんがそいつを好きかはわからん。でも、相手の男はきっと本気だ…落ち込んでたのを、あそこまで戻させたんは奴だからな」
ーダンッ!
栄太は床を殴りつけた
「そんなに悔しいなら、取り返せばいいじゃろうが。意地を張っとったら、本当に奴に取られるぞ。
俺も、あの男は信用出来ん…
武士だ……麗美を庇いながら浪士を斬らずに倒した…何物なのかわからん」
ーーーーー
その頃……壬生浪士組屯所
「何だ?総司が相談なんて、珍しいな。
女か?」
冗談のつもりで聞いた色男。
「はぁぁ~…そうなんですよ。土方さん。私はどうすれば…」
シュンとする総司。
(本当に女だったとは。噂は本当だったか…面白い…ニヤリッ)
「それで、何を悩んでんだ?言ってみろ」
「その…、他の男性をまだ好きな人を、振り向かせるにはどうすれば?
毎日顔を会わせて、出掛けて、頑張ったのに、もう思いつかないんですよぉ!」
半泣きで言う。
(毎日会ってただと?ほとんど隊務サボってやがったなこいつ……)
「で、その女には触れたか?」
「触れた…?はい。手は何度か繋いだり、だ、抱き締めた事は///」
(毎日会ってそこまでか…相変わらず餓鬼だな……よし、焚き付けてやろう。)
黙り込む二人…
「栄太、後から俺の部屋に来い」
そう言い、玄瑞は座敷を出る。
「……………。」
下を向き、黙る栄太郎
「お風呂準備してくるから、待っててね」
ニコッ♪
(どうして、僕は素直になれない…
『代償』……か……)
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玄瑞の部屋ーー
「なんであんな態度とった?」
「麗美には、好きな奴がいるんか…?今日、店で見たんだ。凄く楽しそうに、男と話しちょるの…」
「麗美ちゃんがそいつを好きかはわからん。でも、相手の男はきっと本気だ…落ち込んでたのを、あそこまで戻させたんは奴だからな」
ーダンッ!
栄太は床を殴りつけた
「そんなに悔しいなら、取り返せばいいじゃろうが。意地を張っとったら、本当に奴に取られるぞ。
俺も、あの男は信用出来ん…
武士だ……麗美を庇いながら浪士を斬らずに倒した…何物なのかわからん」
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その頃……壬生浪士組屯所
「何だ?総司が相談なんて、珍しいな。
女か?」
冗談のつもりで聞いた色男。
「はぁぁ~…そうなんですよ。土方さん。私はどうすれば…」
シュンとする総司。
(本当に女だったとは。噂は本当だったか…面白い…ニヤリッ)
「それで、何を悩んでんだ?言ってみろ」
「その…、他の男性をまだ好きな人を、振り向かせるにはどうすれば?
毎日顔を会わせて、出掛けて、頑張ったのに、もう思いつかないんですよぉ!」
半泣きで言う。
(毎日会ってただと?ほとんど隊務サボってやがったなこいつ……)
「で、その女には触れたか?」
「触れた…?はい。手は何度か繋いだり、だ、抱き締めた事は///」
(毎日会ってそこまでか…相変わらず餓鬼だな……よし、焚き付けてやろう。)