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《Eternal bells…… 》

第11章 一方通行

甘い喘ぎ声に刺激され、惣太は止められ無かった…
噛み付く様に赤い華を咲かせていく…


ーじゅる…ちゅる…ちゅくっ…

「…んっ//……はあ//あ…っ//」



惣太の手が内腿に滑り込み撫でながらツウッと上がると、秘部に長い指がぬるりと触れた…

「んぁぁっ!///」



(駄目っ!!…私はやっぱり……)

「惣太…さんっ…やめてっ!!」

(栄太が……)


ー!!!

惣太は我に返る…自分が付けた赤い痣、乱れた姿の麗美…



「麗美さん…やっぱり私じゃ、駄目ですか?」
泣きそうな顔で言う惣太…


「ごめんなさい……」
(惣太さんを傷つけた…)


「…諦められません…
好きでいさせてくださいっ!」
(会えないなんて耐えられない…)


惣太は麗美を抱き締めた…


「こんな事して…ごめんなさいっ…」


(本当は…離したくない…。愛しくてどうにかなりそうです。でも…酷い事をしてしまった…嫌われてしまいましたね…)


「また…お店に会いに行きますね。
お友達ですから…」
ニコッ

惣太が無理をしているのが辛かった…

「惣太さん……」


「そんな顔したら、また口づけしちゃいますよ♪ そろそろ送ります。
帰りましょう」

そう言って、乱れた麗美の着物を直した…


「今だけは恋仲気分させてください♪ね?」
ギュッと手を握る…





ただ、黙って手を繋ぎ帰る道、、
そして、旅籠の前に着く、、、


「惣太さん…ごめんなさい…」
(傷つけてしまった…私は 最低だ…)

「また明日から、友達です♪
おやすみなさい」
ーチュッ

麗美の手に口づけを落として、寂しげな笑顔で帰って行った、、、

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