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第10章 反撃の朝
「つーことはお前の持ち物を盗んだ奴がいるってことだな!?お前のネクタイをネタに夜な夜な、」
「そんなことするのは矢代くんぐらいだよ、安心して」
全く本気にはしていない軽い口調でそういう悠理は、グラスコップに牛乳を注いで一気に飲み干す。
対する千尋は「いやお前、学校に警戒心なさすぎるだろ……」と呆れた口調で呟いた。
その言葉へとっさに昨日のことを重ねてしまった悠理は、露わにしそうになったものを牛乳と一緒に飲み干す。
「そんなに飲まなくても、十分胸あんじゃねーか」
「その分身長が足りない。チビで胸がでかいなんて設定、需要はエロ本にしかないよ」
長身スレンダーな黒髪女子の同級生を思い出して「くそ」と呟く悠理を、千尋はいやに優しいまなざしで見つめる。
「そんなことするのは矢代くんぐらいだよ、安心して」
全く本気にはしていない軽い口調でそういう悠理は、グラスコップに牛乳を注いで一気に飲み干す。
対する千尋は「いやお前、学校に警戒心なさすぎるだろ……」と呆れた口調で呟いた。
その言葉へとっさに昨日のことを重ねてしまった悠理は、露わにしそうになったものを牛乳と一緒に飲み干す。
「そんなに飲まなくても、十分胸あんじゃねーか」
「その分身長が足りない。チビで胸がでかいなんて設定、需要はエロ本にしかないよ」
長身スレンダーな黒髪女子の同級生を思い出して「くそ」と呟く悠理を、千尋はいやに優しいまなざしで見つめる。