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第12章 快楽授業
――な、なんでっ……!?
四度目ということで声を我慢することはなんとかできたが、クリトリスと乳首を同時に襲う快楽に耐えることなどできない。
胸を机で押しつぶして太ももを強く閉じて、奥歯を噛みしめてなんとか表に表さないようにした。
対する遥は丁度視線を別の方向へ向けながら「そう?でも、十分休憩でもそうやってグダってから……」ううん、と首をひねっていた遥をよそに、悠理は快感に身体を震わせていた。
感じているだろう表情を見られまいと顔を伏せている悠理へ、不意に遥が視線を戻した。
「って、いやあんた絶対大丈夫じゃないでしょ!?」
驚いたように目を丸めた遥は、まるで寒さに震えているような悠理の身体を控えめに揺すった。