無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

　シャワーの激しい水圧が秘部に当たった瞬間、言いようのない悦楽が悠理の体を巡った。

　昼間に感じたそれとも微妙に違う感覚へ、悠理は咄嗟に手で口をふさぐ。

　――これは、こういうものだから……。

　体の構造だから仕方ないと言い訳をするように思い浮かべ、我慢しようと唇を固く閉じた。

　それでも絶え間ない水圧がシャワーヘッドから散らされ、彼女のクリトリスを無慈悲に攻めて立てる。

　背筋を這うような快楽に足はガクガクと痙攣し始め、息も徐々に乱れて腰が砕けそうになった。

　とっさにタイルの壁にもたれかかったが、そのままずるずるとその場に座り込んでしまう。


「っ、ふぅ……んぅッ」


　抑えきれなかった声が手の隙間から零れ、湯気のこもった室内に反響した。