無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

クリア？｢いゃーね！あんな堅物と一緒にしないでよん。私は『ク　レ　ア』よ｣

『よろしくねっ』とハートが出てきそうなウインクをする。

クレア｢…君の事はいつも、楽しく拝見してたんだけどぉ、私には全然気付いてくれなかったもの…寂しかったわぁ。｣

今度は体をくねくねとさせハンカチを目に当てたクレア。

クズル｢…………｣

クズルは開いた口が塞がらないのかぱくぱくと口を動かすばかり

クレア｢…あらっ悪ふざけが過ぎたかしら？ごめんなさいね。うふっ｣

クズル｢なっ何なんだよ！おまえっ！｣

クレア｢いやーん！『おまえ』だなんて…会ったばかりなのにっ｣

頬をピンクに染めるクレア…

クズル｢だーっその顔で、そんな顔するな！気持ち悪い！！｣

クレアと正反対に顔を青くするクズル

クレア｢…まぁ、悪ふざけはここまでにしてと…あいつに頼まれて、君を迎えに来たのよ、クズル。｣

クズル｢あいつ？…迎え？｣

クレア｢あの堅物からよ。…まぁ迎えに来て正解だったわね。｣

そういうとクレアは森のほうに向き、遠くを見つめた。

口を開かなければクリアと同じ顔をしているためクリアが目の前にいるかのよう…難しい顔をして…