無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

渚「そういえば記憶見つかったの??」
私『うん。』
カップルが店を出る。
渚と向き合う。
そして、記憶を渚に戻す。
渚「…うぅ…」
唇を噛んで耐える。
渚「……ふぅ…ふぅ…凉…君…」
落ち着いたかな。
私『凉君が、親友の彼氏さん何だよね。』
渚「そうだよ。」
私『この記憶はバレー大会の前に起きたこと??』
渚「うん。あの大会が夏で、これは春だから。02年の春休み。始業式学校行ったら全て変わってた。」
私『なるほどね。』
でも、私にはわからない事がある。
私『この時、02人は付き合ってないよね。なのに何故取ったって噂が流れたの??』
渚「このあと、咲希と凉君は別れた。凉君、咲希に私の事を好きになったから別れてって言ったらしい。咲希は、私なら仕方ないって最初思ってたけど、友達に言ったら、私が凉君をたぶらかしたんじゃないかって。」
私『咲希ちゃんは庇ってくれなかったの??』
渚「咲希は言ってくれてた。渚は、私は悪くない。って。でも咲希もいじめられてたから。私が咲希をずっと庇ってた。そのうち咲希は学校来なくなって…」
私『なるほどね。辛かったね。』