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渚「沙希…」
渚は放心状態だ。
でも、悪霊化は止まった。
有「ふぅ…ギリギリだね…」
私『確かに…』
危ない、危ない…
もう少しで悪霊になるとこだった。
渚「あぁ…沙希に会いたい。沙希にちゃんと謝りたいなぁ。」
渚が沙希ちゃんと会えればきっと成仏出来るだろう。
きっと悪霊にもならないだろうし。

渚「沙希…沙希…沙希…沙希」
………訂正。
沙希ちゃんに会えなかったら悪霊になりそうです。
私『有希どうするか…』
有「うーん…咲希ちゃんを見つけるしか無いね…」
…だよなぁ…
私『んじゃ私が行くから有希は渚のこと見守ってて。』
有「おっけい。行ってらい!!」
私『行ってき。』

私は大通りを後にした。