
先生が彼氏…あり得ないっ!
第5章 繋がる気持ち
もしかして俺、狭山のこと…。
だめだ…。
相手は生徒。
教師と生徒。
それ以上の関係はだめだ。
でもそんなんでいいのか?
そんな理由で諦めるのか?
「狭山。後で生徒指導室に来て」
「えっ…あ…はい」
狭山は少し戸惑いながらも返事をした。
「よし…じゃああんまりうかれてケガとか問題を起こさないように」
「大丈夫だって!生徒を信じなさい!」
「お前が一番心配だな…」
「なんっすか!それー」
俺はクラス一の遊び人って噂?の生徒に言った。
まぁこれは女子から聞いたんだけど。
「じゃあまた始業式の日になぁ!」
そしてホームルームも終わって、教室を出た。
