
先生が彼氏…あり得ないっ!
第9章 先生の過去
先生まだいるかな…。
私は生徒指導室の扉を少しだけ開け、隙間から中を覗いた。
あれ…?
先生どこにもいない…。
覗くと部屋には誰もいなかった。
もう帰っちゃったのかな…。
「なーにしてんの?」
「うわっ!先生っ!」
後ろから声がして振り替えると、そこには不思議そうな顔をした先生がいた。
あ…。
メガネかけてる。
「覗き?狭山にそんな趣味が…」
「ち、違います!先生がいるか確かめてただけですー!」
「怪しい…」
もう…。
今日で二回目だよ怪しまれたの…。
今日は運がついてない…。
「ちょっとお話が…」
「ん。中入ったら…」
先生が先に部屋に入り、私はその後をおい部屋に入った。
