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裏・恋のハードル高し!!

第6章 思い

ふぐっ…


オレが身体を硬直させると、その隙に頭を抜いた。

未来は俺をよく知っている。
だから余計に安心する。と、同時にムカつく!!


未来の行動がわかるように、未来も俺の行動がわかるから、お互い弱点を心得ている。



敵にはしたく無い。



未来が携帯をカバンから出した瞬間に奪い取った。


あぁ…俺と同じ機種。
なんで最新機種を買わなかったのか…もしかしておソロ狙いとか?!


俺から取り戻そうとする未来を、片手でガードしつつカチカチと操作をした。

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