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裏・恋のハードル高し!!

第1章 過去

たった一言そう返された。


チカもミラちゃんを好きだと思ってたのに、そんな簡単に返事をされると、なんて言って良いのか困惑した。


そんな俺に首を傾げた俺に、



「それでもミラちゃんは俺のだよ?!」



俺は、言わなければ良かったと思ったんだ。
何年たっても、この言葉は忘れられなくて鮮明に記憶に残った。


意地悪でもなく、嫉妬でも無く、当たり前の様にいうチカには勝てる気がしなかった。

その後も「サッカーしよー!!」って明るくみんなに声をかけ、当たり前の様にミラちゃんを連れて、校庭に出るチカに、俺は腕を掴まれて引っ張られた。

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