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裏・恋のハードル高し!!

第10章 目覚め

『タクが幸せになれば、私も幸せになれそうな気がするの。』


可愛い言葉…
そうするつもりだよ。


だけど、俺が幸せにするとは思ってないんだろ?


俺は、ミラが他の男に幸せにされる頼みの綱になる気はないよ?

よって、ミラの幸せを祈れない。



「いいじゃん、幸せにしてよぉ!」



なんて抱きつかれたって、迷惑な話だよ!!


ぼーっと口開けてほうけてるミラを引っ張って、俺の膝に転がすと、凹んでないって…強がってる様にしか見えなくて、でも、俺がいてよかったと言われれば、やっぱり来てよかったって…思うんだよ?

ミラには尻に引かれっぱなしだな?

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