鬼畜の復讐2
第18章 再会拓真とあゆみ
麗子のマンション。
三宅丈二がやってきた。マンションは三宅が麗子に買い与えたものだ。
「丈っ!おかえりなさい!」
三宅に抱きつく麗子。
「おう。またせたな、麗子」
荒々しく、貪るような口づけをかわす二人。
「どうだったの?丈」
「ああ。上手くいったぜ」
三宅は内ポケットから、DVDを取りだし、麗子に見せる。
「こいつがあれば、隆一郎はおろか、時の内閣総理大臣も恐れおののくな」
「まして、ヤクザの若頭が所持してるんだものね」
「ただし、あまりやり過ぎると、こっちもヤバい。政治家の力は侮れない。麗子の兄貴はこええこと考えてるぜ?」
三宅が麗子を抱き抱える。
「やん…お風呂に…」
「無理だ、我慢できん」
「ああん…もう…」
三宅の体格に比べれば、子供のような麗子は三宅にしがみついて首筋を舐める。
寝室に入るなり、お互いの服を毟ように脱がしあい、三宅が麗子に襲いかかるようにベッドに押し倒す。
「麗…お前の中山への復讐はどうしたいんだ?」
三宅が愛撫を施しながら、麗子の考えを聞く。
「ウフフ…」