鬼畜の復讐2
第20章 麗子の復讐
「(隆一郎さんが?麗子ちゃんをレイプ!?嘘よ…何故?)」
動揺するあゆみ。
「ふふん…信じられないって顔ね?…丈、あれ、お願いね」
三宅はニヤリと笑うと、懐から、DVDを取りだし、再生した。
「いまからの映像をよく観て聞いてみるといいわ?あゆみ姉さん」
再生されたDVDに、椅子にくくりつけられた男がふたり、虚ろな表情で座っていた。
「!?」
DVDの中の三宅が話し始める。
「お前達、以前、二階堂麗子という女子高生を輪姦(まわ)したな?」
「ああ…」
「誰の指図だったんだ?」
「…な、中山…儀一…の…うう…」
一人は答えるのに躊躇っている。
「中山儀一の息子の中山…隆一郎だ」
「!?そ、そんな!!」
あゆみは驚愕した。
「中山儀一とは?総理大臣の中山儀一だな?」
「そうだ。その息子の中山隆一郎に指示された…」
「痛め付けてもよかったんだが、俺は血を見るのは嫌いな質でな。自白剤を打って、喋らせた」
映像の中の三宅がさらに質問する。
「二階堂麗子の兄を轢き逃げし、母親を自殺に見せかけて殺したのも、お前らか?」
「!?(おば様が!?殺された…そんな)」
「それは、俺達じゃない…」
「中山隆一郎の指図だな?」
男達は頷く。
あゆみは驚愕に項垂れた。
「わかったでしょう?あゆみ姉さんの旦那は、お兄ちゃんが轢き逃げされて、お母さんは殺されて…私はレイプされて…全部中山隆一郎の仕業よ!!」
動揺するあゆみ。
「ふふん…信じられないって顔ね?…丈、あれ、お願いね」
三宅はニヤリと笑うと、懐から、DVDを取りだし、再生した。
「いまからの映像をよく観て聞いてみるといいわ?あゆみ姉さん」
再生されたDVDに、椅子にくくりつけられた男がふたり、虚ろな表情で座っていた。
「!?」
DVDの中の三宅が話し始める。
「お前達、以前、二階堂麗子という女子高生を輪姦(まわ)したな?」
「ああ…」
「誰の指図だったんだ?」
「…な、中山…儀一…の…うう…」
一人は答えるのに躊躇っている。
「中山儀一の息子の中山…隆一郎だ」
「!?そ、そんな!!」
あゆみは驚愕した。
「中山儀一とは?総理大臣の中山儀一だな?」
「そうだ。その息子の中山隆一郎に指示された…」
「痛め付けてもよかったんだが、俺は血を見るのは嫌いな質でな。自白剤を打って、喋らせた」
映像の中の三宅がさらに質問する。
「二階堂麗子の兄を轢き逃げし、母親を自殺に見せかけて殺したのも、お前らか?」
「!?(おば様が!?殺された…そんな)」
「それは、俺達じゃない…」
「中山隆一郎の指図だな?」
男達は頷く。
あゆみは驚愕に項垂れた。
「わかったでしょう?あゆみ姉さんの旦那は、お兄ちゃんが轢き逃げされて、お母さんは殺されて…私はレイプされて…全部中山隆一郎の仕業よ!!」