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鬼畜の復讐2

第25章 覚悟

「ハァ…ハァ…」
「あぅ…ぅぅ…あぅ…」
真由子に思いの丈をぶつけた拓真は、何度も果てた。
受け止めた真由子も気が遠くなるほど、何度も昇りつめた。
「拓真…私がいるわ…あなたには私がいる…一人じゃない」
「真由…ありがとう…」
「中山隆一郎に復讐するためなら、私はなんでもするわ。あなたの夢と時間と家族を奪った報いは受けさせるのよ…」
「ああ…アイツの一番大切な…あゆみを壊してやるっ!カネもふんだくってやるぜ!俺たちの影に怯えながら、うわべだけの幸せを楽しむがいい!」
拓真は既に復讐の念に飲み込まれ、心を闇に染めた。
不気味な笑みを浮かべる、拓真と真由子。
「(父さん、母さん、麗子…見ててくれ…必ず、奴にしたことの後悔をさせて苦しめて、社会的に抹殺して生き地獄を味わわせてから、そっちに行くよ…待っててくれな)」

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