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鬼畜の復讐2

第3章 血の涙


「ああん!ああん!イイッ!鉄!きてぇ」
「おぅ!イクぜ、麗ちゃん」
「イク!イクぅぅぅ」

麗子は隆一郎に拉致監禁されて、処女を散らされ、息のかかったヤクザに引き渡され、何日間もセックス漬けにされ、オンナにされてしまった。

三人の内二人は飽きてしまい、鉄と呼ばれる男だけが麗子の相手になった。

異常な条件下でも、若い男女がずっと二人でいれば、情も産まれてくる。
鉄は麗子に惚れて、麗子は鉄に心を許していた。
やがて二人は監禁されていたマンションを出て、鉄のアパートで暮らすようになった。

「麗ちゃん…」
「鉄さん…」
布団で抱き締めあう二人。

「麗ちゃん…こんなことになっちまって…すまないな…」
「ううん…いいの…もう。どうせ、私はひとりぼっちになっちゃったし…あいつらに復讐するって息巻いたけど…駄目だった…」
「麗ちゃん…ごめんな。俺にはどうすることもできねえんだ。俺の組は中山一族の裏の兵隊みたいなもんでさ。俺も組の人間だから…」
「うん…わかってるよ…でも大丈夫なの?私をここに置いていて」
「ま、何とかなるさ。シャブ漬けにして、俺の言いなりにしたってことにしとくから」
「鉄さんっ!」
「鉄でいいって言っただろ」
「鉄…」
「おう」
「して…みんな忘れさせて…」
「俺の事もか?」
「それは、別。ウフフ…」
「その顔がたまんねえんだ…可愛いぜ麗ちゃん」

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