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鬼畜の復讐2

第32章 賢太郎と詩織

「待ってくれ!父さんと母さんをどうするつもりなんだ!」
「ぅぅぅ」
詩織は嗚咽している。
「んー?お母さんはお父さんの目の前で、犯されるんだよ」
「!?犯される…やめろ!そんなことっ!」
「いや、決定事項なんでね、これは。隆一郎が俺の妹をレイプした罰さ。クックックッ…」
「パパ…ママ…」
「クックックッ…詩織ちゃんはお父さんお母さんの前で女になってもらうぞ?クックックッ…」
「え?」
「やめろ!詩織は関係ない!」
「隆一郎を苦しめるのにイチバンなのは、賢太郎くんや詩織ちゃんが苦しむ姿だからねぇ?賢太郎くん…君には野球をあきらめてもらうよ?ご両親の前で徹底的に拷問してやる。詩織ちゃんは…ああなるくらいに、オトコを宛がってやろう」
モニターに、サムに犯されるマリコの姿が映し出された。
「いや、いやぁ!いやぁ!」
「やめて…やめてください!」
「ほぅ?いきなり丁寧語か?」
賢太郎も嗚咽しはじめる。
自分の事より、両親や妹が酷い目に遭うのが我慢できないのだろう。
「に、二階堂さん!どうすれば!どうすれば父さん達を助けてくれるんですか!僕が父さん達、詩織の代りになりますから!それで赦してくださいっ!」
「………ふん…むしろ、詩織ちゃんが代りのほうが、サムや高島は喜ぶんだが…」
しばらく沈思黙考した拓真はニヤリと笑う。

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