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鬼畜の復讐2

第33章 終わりの始まり

「いやぁっ!子供達は堪忍してぇっ!」
「二階堂!頼む!子供達には何もしないでくれ!頼む!」

二人の叫びも虚しく、子供達がやってきてしまった。

「父さん!!母さん!!」
「……」

「いやぁっ!見ないで!見てはダメっ!賢太郎!!詩織!!」
詩織は俯いている。

あられもない、あゆみの姿だが、隠したくても、拘束されているためどうしようもない。

「賢太郎…詩織…」
隆一郎も子供達を護りたくともどうしようもない。

賢太郎が口を開く。

「父さん…二階堂さんから、全て聞いたよ」
「!?二階堂!キサマ!」

「賢太郎くん、詩織ちゃんもどうしてこんなことになったのか、わからないで拷問やレイプされるんじゃ、納得いかないだろう?」

「いやぁっ!!子供達は関係ないわ!拓真!お願いよぉっ!私はどうなってもいい!だから、賢太郎と詩織には何もしないでぇっ!」

拓真は無言でニヤリとしただけだった。

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