鬼畜の復讐2
第12章 真由子と麗子
「あっあっあっ…はぁ…あはぁぁ」
ベッドの縁に腰をかけた状態で、背面座位でつながる、麗子と丈二。
ゆっくりお互いの腰がグラインドしながら、
丈二が麗子の乳首を弄ぶ。
「あっ…はぁん…」
麗子は快感に身を委ねながら、考えていた…
「(私にあゆみさんを恨む資格はないんだ…私も同じ…目の前にいない、何も与えてくれないオトコより…強くて…私を愛してくれる…今、色々与えてくれるオトコを撰んだ…」
突然、三宅が動きをとめた。
「ん…んあん…」
麗子が不満そうに、揺らそうとする腰をおさえつける丈二。
「は、はぅ…ん」
「何を考えてる?麗子…鉄とかいう、オトコのことか?」
麗子は首を振り、考えていた事を正直に話した。
「あはぁあふぅ…」
丈二は器用に、挿入したまま、麗子を反転させ、対面座位に体位を換えた。
「はぅっ」
麗子はかるくのけ反り、丈二の首に腕をまわした。
「うぅん…奥にきた…丈二さん…」
「丈だろ、麗子」
丈二は麗子に深く口づけする。
「お前と、そのあゆみというオンナとはちがうぞ?あゆみは選択の余地がなかった…中山がそうさせたんだ…麗子、お前はお前の意志で俺を選んだんだ。ただ同じなのは…」
丈二が麗子を追い込んでいく。
「あっあっああんっ、スゴい…丈…くる…丈…」
「お前もあゆみも、持っている強いオトコを選んだ。それは間違いじゃない」
「んっああああん!!丈、丈…イク!いくいく!いっくぅぅぅ!!」
泣きながら、嬌声を張り上げた麗子。
「ムン!」
一番深い位置で、精を放った丈二。
それを感じ取ったかのように、痙攣した麗子。