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狼さんの腕のなか

第5章 彼の秘密



「美琴ちゃん♪」

「・・・?」

見上げると琉那ちゃんで
含み笑いであたしの前に仁王立ちしている

「放課後時間ある?あるよね♪」

「えーっと・・・」

「はい!強制連行!!」



えぇ!?







「いただきま~す☆」

アンティークの可愛いらしいお皿に
これまた可愛いらしい
ケーキを筆頭に
タルトやプリン、ゼリーといった
スイーツたちが盛られていて

右手にはフォーク
左手にはスプーンを持って
器用に、お上品に、だけどどこか豪快に
たいらげていくのは琉那ちゃんι

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