テキストサイズ

狼さんの腕のなか

第3章 彼との生活


「はぁーーーーーっ」
部屋に帰るまでさっきから
ため息ばかりが出る

初めはなんか素っ気ない
無愛想な印象だったから、どうして
あたしを助けたのか分からなかった
でも、最近の由紀斗くん見てると
ただえっちなことするためだったん
だろうなって・・・・・

「はぁーーーっ」


「はぁーーーーーっ」


「はぁーーーっ」


あれ?

なんかここさっきも通らなかった?

「まさか迷った?」

どうやらあたしはこのままじゃ
自分の部屋に戻れない

ストーリーメニュー

TOPTOPへ