狼さんの腕のなか
第4章 学園生活~転校~
「じゃあ、行こっか♪」
「え、でも由紀斗くんは・・・」
「いいのいいの♪
それより職員室行かなくちゃ」
琉那ちゃんに連れられて
職員室まで来る
「あ、私は月宮琉那(つきみやるな)
よろしくね♪」
「浅羽美琴です」
「美琴ちゃん!!可愛い名前ー♪」
琉那ちゃんは抱きついてきた
抱きつき癖があるのかな?
「月宮さん?朝から女の子
襲わないの」
「あ、先生!!」
うわぁ、これまた美人な先生
「もしかして、転校生の・・・」
「浅羽美琴です。よろしくお願いします」
「そう、あなたが・・・確かに
種族不明っぽいわね(笑)」
「あ!先生!!」
琉那ちゃんは先生に耳打ちをする
「え!?・・・そう、まあわかったわ」
「ありがと先生!!やっぱり
先生なら分かってくれると思った!!」
「それにしても、次期当主様は
相変わらずね・・・」
・・・次期当主様?
「とりあえず、教室行きましょうか
転校生の紹介もしなくちゃだしね」
あたし達は教室に向かう