えっちなまほーにかけられて
第5章 ♯change
in稲村マンション
私が目の前で胡座かいてる…
『…あた、あたあた、あたしっ…』
べしっ…
私に思いっ切り叩かれた。
『はうっ…』
『……なにが【はうっ】やねん、気持ち悪いな…俺の声でそんなん言うなや!』
関西弁の私もまた新鮮だな…
そんなことより!
『真也…その服…』
真也も朝起きると私になっていた。
優【真也】は可愛くて胸元が開いたタンクトップにミニスカという普通の格好。
でもそんなのおかしい。
だって、真也はいつもジャージで寝てるはずなのに………
『…アネキが前泊まりに来ててそん時に置いてった服や…』
『…あ、なるほど…………』
ってことは………
『……着替えたのっ!?』
優【真也】は
真也【私】の方を見てにっこり。
『…おぅっ!』
『……………』
一瞬にして私の中のシステムが
全停止された。
そんなのお構いなしで
私【真也】は続ける。
手に持っているのは、あきらかパンツ。
『…お前まだ女モンやろ?……それは俺が許さん。』
『…着替えなきゃいけない?』
『当たり前やろ!…ほら!着替えろ。』
『…………恥ずかしいよ…』
『…はぁっ!?おまっ…いっつもセック…』
『きゃー!言わないでっ…』
慌てて真也【私】は私【真也】の口を抑える。
『…じゃぁ目瞑っとけや…脱がすから。』
『……う、うん…』
私【真也】は真也【私】のパジャマのズボンに手をかけた。