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北斗七星

第3章 放課後





「じゃあタッタと終わらせようぜ」



タッタと?(笑)

本人凄い行く気満々…



「はいはい」



それからまた沈黙が続いたけどあたしは何も言わないことにした。


そういえばなんで宮橋は天体観測したいんだろう…


星が好きとか?





考えてるうちに作業は終わっていた。




「日暮れてるね」



その時だった。


藤Tが廊下を通った。




「隠れろ!」


「え、なん…」



宮橋に口を塞がれて窓際の壁に隠れた。



「あれ?今…」



藤Tの情けない声が聞こえてきた。



「まいっか」



いいのかよ!

とツッコミしたかったけど…




宮橋が口を塞いでたから……



ていうか……



宮橋、近い…………!



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