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トライアングル・ラブ

第8章 真実



先生がドアを閉めた。


あー!もう!
姫奈が危ない目にあってるかもしれないっていうのに!


「先生!私、腹痛なんでトイレ行きます!ちなみに、男の先生には分からない痛みです!」

「俺も!」


山P、キミも男だからね。
私の言ったこと聞いてた?

って、山Pなんかにツッコミしてる暇なんてない!


教室では、事態を知らないクラスメートの笑い声が響いていた。

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