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トライアングル・ラブ

第16章 言葉の裏返し



「…山ちゃっ。」


私無我夢中で山ちゃんに抱き着いた。


「え?!ちょっ、姫奈?!」


私は山ちゃんの首に腕を回し、深呼吸を繰り返した。


はぁ…はぁ。
危ない、溺れるところだった。


「…ひ、姫奈ちゃん?」

「ん?」


山ちゃんが困惑してるような口調で言った。


「…キャー!!」

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