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トライアングル・ラブ

第21章 混ざり合う気持ち



その瞬間、私の目からは大量の涙がこぼれた。


「姫奈!」


私は気づくと走っていた。
目的地なんかない。

ただ、あの場所から離れたかった。


裕也は真理の気持ちに答えたんだ。
私は真理の応援をしてたんだから、これは良い結果なんだ。


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