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トライアングル・ラブ

第22章 すれ違い



「あんたは!どこまでバカなの!」


裕也と別れたあと、私はそのまま教室に戻った。

来場者はもうあまりいなかったが、盛り上がっていた。


そして沙織が私が戻るのをずっと待っていてくれた。

私は裕也のことを話した…が、すぐ怒られた。


「なんで?私なりに裕也の恋、応援したんだよ?」


辛いけど。
悲しいけど。

裕也がそう願うなら、私は耐える。

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