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トライアングル・ラブ

第25章 押された背中



ほらね!
ちゃんと話しかければすぐ受け取ってくれるんだから!


「へぇ~。アリスの喫茶店かぁ。ってか、君可愛いね。」

「そうなんですー!アリスの喫茶店…って、はい?」


君可愛いね?


「喫茶店入ってあげるからさ、先に俺たちと遊ぼうよ。」


違う男子が私の背中に手を回してきた。

触れられた瞬間、全身に鳥肌がたった気がした。


何も言わない私の右腕をグイッと引っ張ってくる。

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