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トライアングル・ラブ

第26章 距離



「…俺、喉乾いた。」


裕也が私の肩をツンツンと叩いて言った。

いつもと違うちょっと甘えた感じの裕也。
胸キュンドキュン!


「確かに…。私も喉乾いたかも。」


ずっと呼び込みしてたし。
しかし、辺りを見渡しても、飲み物は売っていなさそう。


「…行こう?」

「へ?どこに?」


裕也がいつもに比べて静かにポツポツ話す。


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