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「姫奈ちゃん。私が何を言いたいか分かりますか？」

「はぁい…。」


あれから、山ちゃんに引っ張られて教室に着いた私たち。
教室にはすでに沙織がいたのだ。

そして山ちゃんは朝の出来事を沙織に告げた。


沙織も山ちゃんもお互いに私のこと告げ口しすぎでしょ！


「なんで、先輩と一緒にいたの。」

「だってー！先輩がいっつも…校門で…」

声のトーンを落としていく。